【開催報告】令和8年度 N23-ATTAC部会 講演会&現場実証試験を滋賀にて開催しました!
爽やかな秋晴れに恵まれた2026年10月22日(木)・23日(金)の2日間、滋賀県米原市にて「令和8年度 N23-ATTAC部会 講演会および現場実証試験」を開催いたしました。
今回は、かねてより当組合の技術研究にご尽力いただいている東京大学の桑野玲子教授、徳山工業高等専門学校の上俊二特命教授をお招きし、最新の研究報告から実際の実証試験場の確認まで、産学連携の確かな手応えを感じられる充実した2日間となりました。
【第1日】10月22日(木):最前線の知見が集約した講演会
(滋賀県立文化産業交流会館)
開会挨拶からスタートした初日は、道路陥没対策、寒冷地対応、流域治水といった現代の重要インフラ課題に切り込む発表が続きました。

徳山高専・上俊二 特命教授
団粒化が難しいとされる「くりから砂」の有効利用技術と、寒冷地での実用化を見据えた「凍害対策を考慮したトース土改良土の開発」について発表。未利用土壌の資源化と耐久性向上の両立に向けた道筋が示されました。
東京大学・桑野玲子 教授 / 菅野夏奈 氏
現在進めていただいている「埋設管の破損等による吸出し防止対策としての団粒改良土(N23-ATTAC改良土)による有効性」の研究について、中間報告として詳しくご講演いただきました。道路陥没の主要因となる埋設管周りの土砂吸出しをトース土がどう食い止めるのか、実験データを交えた解説に会場からも多くの関心が寄せられました。

現場実証&流域治水へのアプローチ
株式会社岡部・織田直樹氏による「東京都中野区での現場実証試験」の現場報告、そして株式会社シーマコンサルタント・鹿田昌史氏による「トース土と流域治水(流出抑制)における近況」の発表が行われ、都市部での防災・減災における実用性の高さが共有されました。
【第2日】10月23日(金):製造工程の解説と現場確認
(株式会社成建 社有地)
2日目は屋外へ飛び出し、実際の施工環境での実証試験を実施しました。
前日に研究発表を行っていただいた東京大学の桑野教授にも現地へ直接お越しいただきご確認いただきました。

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株式会社成建・鍔田の解説のもと、以下の段取りに沿って一連の製造プロセスを公開:
締めくくりには、現場をつぶさに視察された桑野教授より、専門的かつ実践的なご講評をいただきました。
産学連携でインフラの未来を支える技術へ
理論を深めた第1日の座学、第2日の現場実証。研究室での検証と現場でのものづくりがしっかりと噛み合い、N23-ATTAC改良土の信頼性をより確かなものにする大きな一歩となりました。
ご登壇くださった講師の先生方、ご協力いただいた関係各社、そして熱心にご参加いただいた部会員の皆さまに心より御礼申し上げます。
当部会では今後も、安心・安全な社会基盤整備に貢献できるよう、技術の研鑽と現場への普及活動を推進してまいります!