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高精度&環境にやさしい地盤整備技術が筑後市で実現!

― 羽犬塚小学校で導入された最新施工モデルとは? ―
福岡県筑後市の羽犬塚小学校グラウンド改修工事で、いま注目の新技術が導入されました!
それが、**環境対応型の地盤材料「N23-ATTAC」**と、**最先端の施工支援技術「3Dマシンコントロール」**です。
今回は、これらの技術がどのように連携し、安全・快適・高品質な施工を実現したのかをご紹介します。

◆ N23-ATTACとは?
「N23-ATTAC(トース土)」は、透水性と保水性を両立した高機能な土材料です。
特に、冬場の雨や雪による施工品質のばらつきが課題だった現場において、マニュアル+数値管理を組み合わせた施工で、驚くほど安定した品質が実現されています。

RETERRAで製作したN23-ATTACの様子
◆ 材料製作は現場で!「RETERRA」の活躍
この改修工事では、自走式土質改良機「RETERRA(リテラ)」が大活躍!
なんと、施工現場で直接N23-ATTACを製作しています。

✅ RETERRAのポイント:
土と添加剤をその場で混ぜて、高品質な改良土を即座に製造

材料の劣化を防ぎ、運搬コストも削減

混合比をリアルタイムで管理し、施工ムラなし!

◆ 精密施工を支える「3Dマシンコントロール」
整地作業には、「3次元マシンコントロールシステム(3D-MC)」が導入されました。
これは、重機の位置をリアルタイムで把握し、設計データに基づいて自動で地盤を整える革新的な技術です。

3D-MCを搭載した重機(Bobcat T750)
✅ どんな仕組み?
GPSやトータルステーションで重機の位置を常時追跡

設計図と照らし合わせて、最適な高さ・勾配を自動で制御

手作業では難しい精度で整地が完了!

◆ 導入による効果は?

項目 効果
🛠️ 高精度施工 設計通りの地盤整備がミリ単位で実現
🕒 工程短縮 作業の自動化で時間・人手を大幅削減
🌧️ 天候に強い 雨や雪でも安定した施工が可能
📊 品質の見える化 施工記録がデータとして残り、管理しやすい
◆ 教育環境の安全・快適性アップに貢献
羽犬塚小学校のグラウンドでは、これらの技術によって保水性と透水性を兼ね備えた地盤が実現。
ぬかるみにくく、雨の後もすぐに使えるグラウンドは、児童の安全にもつながります。

◆ 今後の展望
「N23-ATTAC」+「RETERRA」+「3D-MC」のトリプル技術連携による施工モデルは、
**環境への配慮と高精度施工を両立した“次世代型の地盤整備”**として、全国での活用が期待されています。

現在、材料供給体制の全国展開に向けた準備も進行中!
教育施設・公園・道路・スポーツ施設など、さまざまな場所で活躍する日も近いかもしれません。

✔ まとめ
N23-ATTACで雨に強いグラウンドが実現!

RETERRAで安定品質の材料供給

3D-MCで高精度・効率的な施工

今後は全国へ!持続可能なインフラ整備に大きく貢献

これからの公共工事やまちづくりに必要なのは、こうした環境と技術の両立。
最先端の取り組みに、今後も注目していきたいですね!