「雨庭」は米川の救世主?
〜トース土を活用した市民参加型の水循環ワークショップ〜
◆ 米川まつりで注目を集めた「雨庭ワークショップ」
2025年の米川まつりでは、環境と地域防災をテーマにした革新的なイベント、
**「雨庭ワークショップ」**が開催されました。会場は、曳山博物館自由広場周辺の米川沿い。
本イベントでは、地域の洪水リスク軽減と水循環への貢献をテーマに、「雨庭」の仕組みを体験・学習するプログラムが実施され、参加者から高い関心を集めました。
◆ 「雨庭」って何?——自然の力で水害対策
雨庭(レインガーデン)とは、雨水を一時的に受け止め、ゆっくり地中に浸透・貯留させる植栽スペースのこと。
都市部における水害対策として注目されており、自然由来の手法でありながら、
下水道への負荷軽減やヒートアイランド現象の緩和効果も期待できる、持続可能な水管理技術です。
◆ ワークショップ内容:学びと体験が融合
今回のワークショップでは、以下のようなプログラムが行われました:
雨庭のしくみ解説:
雨水がどのように**透水性の高い土壌(例:N23-ATTACなど)**を通じて地中に浸透・貯留されるかを解説。
体験コーナー:
実際に土や植物を使って雨庭のミニモデルを作成。透水・保水のメカニズムを手を動かしながら体感。
米川の洪水対策と結びつけた事例紹介:
過去の浸水被害やその要因を踏まえ、地域単位での分散型水管理の重要性を共有。
◆ トース土の活用とその効果
今回使用された透水性土壌の一部には、当社が開発したN23-ATTAC(トース土)が活用されました。
この素材は、優れた透水性・保水性を持ち、団粒構造により雨水を効率よく地中に導きます。
都市部での雨庭や透水舗装、グリーンインフラ整備にも適しており、
地域にやさしく、高い防災効果をもたらす材料として注目されています。
◆ 地域住民との協力とこれからの展望
このワークショップを通じて、多くの地域住民が「雨庭」の概念にふれ、
「自宅の庭でも取り入れられそう!」「街のあちこちに増やしてほしい!」といった声も聞かれました。
今後は、こうした市民参加型の取り組みを通じて、
地域全体での分散型水循環システムの構築が進むことが期待されます。
◆ 終わりに:自然の力を活かした防災へ
洪水や異常気象が頻発する時代だからこそ、
**「雨庭」×「透水性資材」**という組み合わせは、持続可能な都市防災の重要な鍵です。
今回の取り組みが、米川流域だけでなく他地域への波及効果を生み、
地域主体の水害対策・都市環境整備が広がっていくことを、私たちは心から願っています。

