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【開催報告】『N23-ATTAC勉強会』を開催しました

〜流域治水への貢献を目指して、技術と実践を学ぶ2日間〜

全国トース技術研究組合主催による**『N23-ATTAC勉強会』**が、令和5年9月14日(木)・15日(金)の2日間にわたり、滋賀県米原市で開催されました。

今回の勉強会は、N23-ATTAC技術の普及と、全国各地における減災事業への貢献を目的として行われ、全国の関係企業や技術者が参加しました。

■ 開催概要
第1日目:令和5年9月14日(木)
 会場:滋賀県立文化産業交流会館

第2日目:令和5年9月15日(金)
 会場:株式会社成建(滋賀県米原市)

■ 第1日目:マニュアル解説と理論の学習
1日目は、座学を中心に**「N23-ATTACマニュアル(製造編)」**の解説が行われました。
流域治水事業への具体的な技術応用に焦点を当てた内容で、以下のようなテーマが取り上げられました:

▸ 主な内容:
N23-ATTACマニュアルの詳細解説
 製造工程や施工方法の標準を学び、技術適用の際の留意点を共有。

広報・営業戦略の考察
 全国の自治体や企業との連携強化に向けた広報活動の重要性を確認。

流域治水とN23-ATTACの関係性
 N23-ATTACがもたらす流出抑制効果と、その科学的根拠、実例を通じた理解促進。

■ 第2日目:製造実演と実務の体験
2日目は、株式会社成建の製造現場にてN23-ATTACの製造実演が行われ、実際のプロセスを目の前で体験できる機会となりました。

▸ 主な内容:
N23-ATTAC製造工程の実演
 原料の選定、混合、成形までの流れを一つひとつ確認。

実務への応用力強化
 現場で活かせる調整技術や品質管理方法の共有。

参加者からは、「実際に見て触れることで技術への理解が深まった」と高評価をいただきました。

■ 勉強会の意義と今後の展望
この勉強会は、N23-ATTAC技術の「理論」と「実践」を一体で学べる貴重な機会となりました。
技術者同士の交流も活発に行われ、地域に応じた減災活動への具体的なアイデアや連携が生まれる場となりました。

全国トース技術研究組合では、今後も継続的に勉強会や研修の場を提供し、N23-ATTAC技術のさらなる普及と、地域ごとの減災活動に貢献してまいります。

■ 参加者の皆さまへ
ご参加いただいた皆さま、製造実演にご協力いただいた関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。
これからも、**「減災に強い社会の実現」**に向けて、N23-ATTAC技術を通じた貢献を続けてまいります。